公認心理師の国家試験 おすすめ勉強術・参考書

高等教育機関で国家試験の指導をしている公認心理師が独断的なアドバイスをします

もっと知識を深めたいときのお助け本

公認心理師の過去問はとことんやりつくした。となると、もっと広く知識を得ておきたいと考えますよね。

もちろん、過去問は大切です。私は過去問が2年分(3回)しかなかったので、時々、模擬試験的に本試験1回分の過去問を解くのですが、1~2問はなぜか間違えてしまっていました。同じ問題のこともありますが、違う問題のこともあります。もちろん、知識が弱い分野、ちょっと苦手な分野です。

そんな状態だったのですが、国試本番も近づいてくると、やはり「過去問はやりつくした感」が出てきて、「もう少し知識を広げておこう」と思い、「その余裕はある」と判断したので、新たな参考書を手にしました。

 

それが、これです。

「一発合格!臨床心理士試験 一問一答問題集&最重要キーワード」

         心理学専門校ファイブアカデミー著 ナツメ社

 

理由の1つ目は、一問一答の問題があること。もっと多くの、今まで勉強した問題とは違う問題を解いておきたかったからです。

理由の2つ目は、事例問題もあること。事例問題は公認心理師の国試では配点が大きいので、非常に大切です。その意味でも、臨床心理士の事例問題であれば共通項も多いでしょうから、それを学ぶのは意味があると考えたからです。また、臨床心理の分野の知識を深めるのにも役立ちます。

理由の3つ目は、キーワードが載っていること。赤シートでキーワードを隠して「記憶の確認(再生)」ができることです。

 

誰にでもお勧めではありませんが、上記の理由に該当する方には、お勧めします。

コンパクトな本なので、通勤中の電車や、ちょっとした時間に見ることができます。